紫蘇みかん皮茶(6個入り)を入荷いたしました。
・紫蘇について
独特の香りで薬味に使用されることが多い、紫蘇。日本食では馴染みのあるものとされておりますが、古くから中国では薬草として使用されてきました。
生薬名で、「蘇葉(そよう)」、または「紫蘇葉(しそよう)」といい、
その昔、カニの食中毒で死にかけていた人に紫の紫蘇の葉を食べさせ、蘇ったことが生薬名の由来となっております。
紫蘇には赤紫蘇と青紫蘇がありますが、青は天麩羅や刺身に、 赤は梅干などの風味や香り付けなどに使用されます。
※薬用に用いられているのは赤紫蘇となります。
効果としては体を温め、風邪の引き始めの時に飲むと良いとされております。
また吐き気やつわりなどを緩和するため、薬膳茶として飲むをお薦めしておます。
紫蘇の爽やかな香りは気分を良くし食欲を出してくれ効果にいいとされています。
・みかんの皮(陳皮とは)
マンダリンオレンジの皮を干したものを、中国語でチェンピーと呼ばれ日本では陳皮(ちんぴ)といいます。
日本ではマンダリンオレンジの皮ではなく、温州みかんの皮を乾燥させて利用していることが多いとされます。
陳皮は薬用として、血管を拡張させて血流を良くし、末梢体温を維持する「へスぺリジン(ポリフェノールの一種)」を含むため、冷え改善に効果があります。
また胃酸の分泌を促進させ、腸の運動を促進させたりするため胃腸の不調などの際に効果が作用されるものとされています。
柑橘系の香りには「リモネン」という成分が含まれており、リラックス効果に良いとされています。